危険!4人に1人が未加入の自動車任意保険、その重要性と加入の理由を知っておこう

自動車整備士のミズコが

・自動車保険の加入率の現状
・自動車任意保険に入るべき理由
・自動車任意保険のお得な入り方

これらを解説していきます。

自動車保険の種類

自動車保険には「自賠責保険(強制保険)」「任意保険」の2種類があります。

自賠責保険(強制保険)とは?

自賠責保険は強制保険とも呼ばれています。

自賠責保険は正式には、自動車損害賠償責任保険と言います。

強制保険と言われる理由は、車検時に強制的に加入することになっているためです。

加入した覚えがない人でも、車検切れにさえなっていなければ加入しています。

自賠責保険(強制保険)について更に詳しくはこちら
自賠責保険(強制保険)とは、自動車を所有・運転する際に加入が義務付けられている保険です。日本では、「自動車減額賠償責任保険」とも呼ばれています。した際に、加害者(運転者)が被害者に対して賠償責任を負うための最小限の保証を提供します。

自賠責保険は、被害者の死亡や傷害に対して補償するもので、被害者の治療費、慰謝料、障害者手当、遺族年金など保険金の対象となります。の財産減少(例えば、自動車の修理費)や、加害者自身の減少には適用されません。

自賠責保険に加入しないと、自動車の登録や車検ができないため、運転することができません。

自賠責保険についてさらに詳しく説明します。

自賠責保険は、日本で自動車を運行するすべての人が加入が義務付けられている保険であり、以下のような特徴があります。

  1. 被害者救済を目的としています。 自賠責保険の主な目的は、自動車事故によって被害を受けた人々に対して補償を行うことです。なります。
  2. 補償範囲 自賠責保険は、被害者の死亡や傷害に対して補償を行います。 具体的には、以下のような費用が補償対象です。
  • 死亡・後遺障害 最高3000万円
  • 傷害 最高120万円

ただし、自賠責保険は財産減(車両など)や加害者自身に対しては補償しません。これらの減損に対する補償を希望する場合、任意の保険(自動車保険)を別途加入する必要があります。

  1. 自賠責保険の保険料は、車種や排気量、加入期間によって異なります。保険料は、自動車の登録や車検の際に区分することが一般的です。
  2. 義務法 日本では、自動車を所有・運転する際には自賠責保険への加入が法律で義務付けられています。自賠責保険に加入していない場合、車検が受けられず、また事故が発生した際に破滅的な損害を受けるおそれがあります。

自賠責保険は、事故が発生した際に被害者に対する最小限の保障を提供するものですが、実際の際には、保険(自動車保険)と任意に組み合わせることで、より充実した補償が受けられるが一般的です。

 

自賠責保険の保険料の違い

自賠責保険はどこの保険会社で加入しても保険料は一律で変わりません。

一方で任意保険は保険会社が独自に保険料を設定している為、加入する保険で大きく金額が異なります。

任意保険とは?

任意保険とは、自動車の運転者が任意で加入する保険です。

運転者が、保険会社へ申込みをして、各々加入する必要があります。

自動車任意保険について詳しくはこちら
自動車任意保険は、自賠責保険の補完として、さまざまな損害に対して補償を提供する保険です。自賠責保険が加害者の最低限の責任を補償するのに対し、任意保険はそれ以上の範囲で保護を提供します。以下に、自動車任意保険の主な特徴と種類を簡潔に説明します。

  1. 対物賠償責任保険 他人の財産(車、建物など)への損害を補償します。自賠責保険ではカバーされない財産損害をカバーします。
  2. 対人賠償責任保険 他人への損害(死亡、傷害)を自賠責保険の補償限度を超える範囲で補償します。これにより、高額な賠償責任に対処できます。
  3. 車両保険 自分の車に対する損害(衝突、火災、盗難など)を補償します。事故や災害による車の修理費用や、車が全損した場合の補償が受けられます。
  4. 人身傷害保険 運転者や同乗者の死亡や傷害に対する損害を補償します。医療費や慰謝料などが対象です。

任意保険の保険料は、保険会社やプラン、補償範囲、車種、運転者の年齢や運転歴などによって異なります。過去の事故歴や運転免許のポイントも影響することがあります。

契約期間は通常1年で、更新時に保険料が見直されることがあります。短期間の契約も提供されている保険会社もあります。

ノーフォルト制度(無過失相殺)とは、事故の過失割合に関係なく、各当事者の任意保険がそれぞれの損害を補償する制度です。これにより、事故処理が迅速化され、賠償金の支払いがスムーズに行わ

いが可能となります。ただし、ノーフォルト制度が適用されるかどうかは保険会社やプランによって異なるため、契約時に確認が必要です。

任意保険に加入する際には、以下の点に注意することが重要です。

  1. 自分のニーズに合った補償内容を選択 自動車任意保険にはさまざまなプランが存在します。運転者や同乗者の保護、車両の保護、他人の財産への損害補償など、自分のニーズに合った補償内容を選択することが大切です。
  2. 保険会社やプランの比較 保険料や補償内容は、保険会社やプランによって異なります。複数の保険会社やプランを比較検討し、自分に最適なものを選ぶことが重要です。
  3. 割引制度の活用 多くの保険会社では、運転免許の無事故・無違反歴や車両装備(盗難防止装置など)による割引制度が設けられています。割引制度を活用し、保険料を節約することができます。
  4. 更新時の見直し 契約更新時には、保険料や補償内容を見直すことが大切です。運転状況や車両の状態が変化した場合には、適切な補償内容に変更することが必要です。

自動車任意保険は、自賠責保険と組み合わせることで、より充実した保護を受けられるため、自動車を運転する際には必要不可欠です。自分のニーズや予算に合った保険プランを選び、安心して運転に臨むことが大切です。

 

任意保険の保険料の違い

任意保険の保険料は、加入する保険会社によって条件・価格が異なり、比較して検討する必要があります。

代理店型・ダイレクト型など加入の仕方も複数あります。

任意保険料に影響を与える項目について詳しくはこちら
自動車任意保険の保険料は、いくつかの要因によって異なります。以下に、保険料に影響を与える主な要因を説明します。

  1. 補償内容とプラン 保険料は、選択する補償内容やプランによって大きく変わります。例えば、車両保険や人身傷害保険を追加すると、保険料は高くなります。また、補償限度額が高いほど保険料も高くなります。
  2. 車種と車両価格 車種や車両価格も保険料に影響します。高額な車や高性能車は、修理費用や交換部品が高価であるため、保険料が高くなる傾向があります。
  3. 運転者の年齢と性別 運転者の年齢と性別も保険料に影響します。若い運転者や高齢運転者は、事故率が高いとされているため、保険料が高くなることがあります。また、性別による事故率の違いから、保険料が異なる場合があります。
  4. 運転歴と事故歴 運転歴や事故歴も保険料に大きく影響します。無事故・無違反の運転歴が長いほど、保険料が割引されることが一般的です。逆に、事故歴がある場合は、保険料が高くなることがあります。
  5. 地域 保険料は、住んでいる地域によっても変わります。都市部や交通事故が多い地域では、保険料が高くなることがあります。
  6. 車両の装備 車両に盗難防止装置や安全装置が取り付けられている場合、保険料が割引されることがあります。これらの装置は、事故リスクや盗難リスクを低減するため、保険会社にとってリスクが低くなります。

これらの要因を考慮して、保険会社は保険料を算定します。保険料を節約したい場合は、複数の保険会社やプランを比較検討し、自分に適した保険プランを選ぶことが重要です。また、以下の方法を試して保険料を節約することができます。

  1. 割引制度を活用 多くの保険会社では、無事故・無違反割引、ファミリー割引、グループ割引などの割引制度が提供されています。適用条件を確認し、割引を受けられる場合は活用しましょう。
  2. 自己負担額を調整 任意保険には自己負担額(免責額)が設定されており、これを高く設定することで保険料を抑えることができます。ただし、自己負担額が高い場合、事故時の負担が大きくなることに注意してください。
  3. 限定運転者制度を利用 限定運転者制度とは、特定の運転者のみが車を運転することを保険会社に宣言し、保険料を抑える制度です。ただし、宣言した運転者以外が運転した場合、保険が適用されないことがあります。
  4. 複数の保険を一括契約 同じ保険会社で複数の保険を一括して契約すると、割引が適用されることがあります。例えば、自動車保険と住宅保険を同じ会社で契約することで、保険料が割引される場合があります。

保険料を節約するためには、複数の保険会社やプランを比較し、自分に適したプランを選ぶことが大切です。また、割引制度を上手く活用し、運転状況や車両状態に応じた適切な補償内容を選択することで、安心して運転に臨むことができます。

 

 

自動車保険の加入率の現状

自賠責保険(強制保険)の加入率

自賠責保険(強制保険)の加入率は、100%、ではなく99.7%程度となっています。

なぜ、100%では無いのかというと、車検切れ状態で走行している車が日本全国で0.3%前後存在しているためです。

自賠責保険の加入率について詳しくはこちら
自賠責保険(強制保険)の加入率が100%ではない理由は、複数の要因が考えられます。主な理由は以下の通りです。

  1. 車検切れの車両 車検が切れた車両は、自賠責保険の更新手続きが行われていない場合があります。車検切れの車両が走行していると、保険未加入の状態となり、加入率が100%に達しない原因となります。
  2. 手続きの遅れ 自賠責保険の加入手続きや更新手続きが遅れることで、一時的に保険未加入の状態になる場合があります。手続きの遅れが原因で、一部の車両が保険未加入となり、加入率が100%に達しないことがあります。
  3. 無許可・無免許の運転 無免許や無許可で車両を運転している場合、自賠責保険に加入していない車両が存在することがあります。これらの運転者は、違法行為を行っているため、自賠責保険への加入手続きを怠ることが考えられます。

これらの理由から、自賠責保険の加入率は100%に達していません。しかし、加入率が99.7%程度であることから、ほとんどの車両が自賠責保険に加入していることが分かります。運転者は自賠責保険の加入手続きを適切に行い、法令遵守の上で安全運転を心掛けることが大切です。

 

任意保険の加入率

こちらは任意なため、強制保険に比べるとかなり低い数値となっています。

自動車保険 都道府県別加入率 (2021年3月末データ)

上のリンクが情報元です。

全国平均で対人保証加入率が 75.1%

全国平均で対物保証加入率が 75.3%

全国平均では4人に1人は任意保険に加入していない状態です。

自動車任意保険の加入率について
自動車任意保険の加入率は、国や地域によって大きく異なります。また、具体的な数値については統計データが限られているため、正確な加入率を示すことは難しいですが、一般的な傾向について説明します。

自動車任意保険は、自賠責保険(強制保険)と異なり、加入が義務ではありません。そのため、自動車所有者が任意で加入を決定することができます。自賠責保険がカバーしきれない範囲の補償や、より充実した保障を求める人が自動車任意保険に加入します。

加入率に影響を与える要因としては、以下が考えられます。

  1. 経済状況 国や地域の経済状況が良好であるほど、自動車所有者が任意保険に加入する意欲が高まります。これは、経済的に余裕がある人が、より充実した保障を求める傾向があるためです。
  2. 交通事故の発生率 交通事故が多い地域では、自動車所有者が自身や他人への補償を考慮し、任意保険に加入する傾向があります。逆に、事故が少ない地域では、加入率が低くなることがあります。
  3. 法規制や制度 国や地域によっては、自動車任意保険への加入を促進する法律や制度が設けられている場合があります。これらの制度がある場合、任意保険の加入率が高くなる傾向があります。
  4. 保険市場の発展度 保険市場が発展している国や地域では、多様な保険プランが提供され、自動車所有者が自分に適したプランを選ぶことが容易です。そのため、保険市場の発展度が高い地域では、加入率が高くなることがあります。

これらの要因によって、自動車任意保険の加入率は国や地域によって異なります。適切な自動車保険に加入することは、運転者や他人への補償を確保し、安心して運転に臨む上で重要です。任意保険に加入する際には、自分の運転状況や車両の状態、地域の事故率などを考慮し、適切な補償内容や保険プランを選択することが大切です。

また、複数の保険会社やプランを比較検討し、自分に最適な保険を選ぶことが重要です。保険料や補償内容だけでなく、保険会社の評判やアフターサービスも比較ポイントの一つとなります。また、定期的に保険プランを見直し、自分の状況やニーズに合ったプランに更新することで、より安心して運転に臨むことができます。

自動車任意保険は、自賠責保険だけではカバーできない範囲の補償を提供するため、事故時の経済的負担を軽減することができます。適切な保険に加入し、安全運転を心掛けることで、自分自身や他人に対する責任を果たすことができます。

任意保険加入率の地域差

任意保険加入率は都市部と郊外かで大きく差があります。

比較的車が多い都市部では加入率が高くなっており、郊外では低い傾向にあります。

特筆して高い・低い地域のみ抜粋しましたので、お住まいの地域の加入率は上のリンク先に情報がありますので、ぜひ御覧ください。

任意保険加入率の高い地域

これらの都道府県は加入率80%代で全国平均以上の加入率です。

  1. 神奈川県
  2. 愛知県
  3. 京都府
  4. 大阪府

これらの地域では約5人に1人が任意保険未加入状態です。

任意保険加入率が低い地域

これらの都道府県は加入率50%代で加入率が低い地域です。

  1. 島根県
  2. 沖縄県

これらの地域では約2人に1人が任意保険未加入状態です。

自動車任意保険に入るべき理由

自賠責保険だけだと保証が足りない!

自賠責保険の保証内容

  • 被害者の治療費や慰謝料は1名につき最大120万円
  • 後遺症に対する賠償金・常時介護が必要な場合1名につき最大4000万円
  • 後遺症に対する賠償金・随時介護が必要な場合1名につき最大3000万円
  • 死亡時の賠償金・1名につき最大3000万円
  • 対物保証・一切なし

これらとなります。

対物保証は一切ありません

かつ、対人保証も不十分なもので超過してしまう可能性も十分あります。

つまり、高額賠償請求に対応出来ないんです。

保証が足りない!について更に詳しくはこちら
自動車任意保険に加入するべき理由は、自賠責保険だけでは補償が不十分であるためです。以下に、具体的な理由と補償内容の違いを説明します。

  1. 補償範囲の拡大 自賠責保険は、運転者が過失を負った場合に対象となる第三者への損害賠償をカバーしますが、補償額に上限があります。一方、任意保険は、自賠責保険の補償額を超える損害賠償をカバーできるため、より高額な賠償責任に対処できます。
  2. 自己・家族の補償 自賠責保険は、運転者自身や家族への損害賠償はカバーしていません。しかし、任意保険には人身傷害保険(対物・対人)が含まれており、運転者や家族が事故でケガをした際の治療費や慰謝料を補償することができます。
  3. 車両保険 自賠責保険は、自分の車両への損害はカバーしません。一方、任意保険には車両保険が含まれており、自分の車両が事故や盗難、自然災害などで損害を受けた場合に修理費用や損害額を補償します。
  4. レッカー代や弁護士費用の補償 自賠責保険では、レッカー代や弁護士費用の補償はありません。しかし、任意保険では、これらの費用を補償するオプションが用意されていることが多いです。

これらの理由から、自賠責保険だけでは保証が不十分であるため、自動車任意保険に加入することが推奨されます。任意保険に加入することで、より広範な補償を受けることができ、事故時の負担を軽減することができます。適切な保険プランを選び、安心して運転に臨むことが重要です。

 

示談交渉を保険会社に任せる事ができる

事故が起こった場合、10対0などの分かりやすい事故だけでは無く、過失割合というお互いの過失を争う事があります。

その時に任意保険に加入している場合、これらの交渉を基本的には保険会社に任せる事ができます。

任意保険に加入していない場合、これらの交渉・事故後の手続き・事後処理を全て自分で行う必要があります。

示談交渉を任せられるについて詳しくはこちら
自動車任意保険に加入する理由の1つとして、事故時の示談交渉を保険会社に任せることができる点が挙げられます。交通事故が発生した際、加害者と被害者間で示談交渉が行われることがありますが、このプロセスは専門知識や経験が必要であり、適切に対応しなければ、過剰な賠償請求や法的トラブルに発展する可能性があります。

自動車任意保険に加入している場合、以下のようなサポートを受けることができます。

  1. 交渉の代行 保険会社は、加入者に代わって示談交渉を行います。専門の交渉スタッフが適切な賠償額を見積もり、加害者と被害者双方に納得のいく解決を目指します。
  2. 法的サポート 示談交渉がうまくいかず、裁判に発展する場合もあります。その際、保険会社は弁護士を紹介し、法的サポートを提供します。また、保険プランによっては、弁護士費用の一部や全額を補償するオプションが用意されていることもあります。
  3. 経済的負担の軽減 保険会社が示談交渉を行うことで、適切な賠償額が算定されるため、無理な賠償請求による経済的負担を軽減することができます。
  4. 精神的負担の軽減 交通事故は精神的にも大きなダメージを与えます。保険会社が示談交渉や法的手続きを代行してくれることで、加入者は精神的な負担を軽減し、回復に専念することができます。

このように、自動車任意保険に加入することで、事故時の示談交渉を保険会社に任せることができ、経済的・精神的負担を軽減することが期待できます。適切な保険プランを選び、安心して運転に臨むことが重要です。

対物保証が一切付いていない

自賠責保険は、人に対する保証は付いていますが、物に対する保証は一切ついていません

「だれかの車にぶつけてしまった」「店舗に突っ込んでしまった」等でかかった費用は全て自己負担する必要があります。

費用を自己負担した上で、これらの交渉・手続き・相手方との示談を全て自分で行う必要があります。

対物保証が一切ないについて詳しくはこちら
自賠責保険(強制保険)は、主に第三者の人身傷害に対する損害賠償をカバーしますが、対物損害に関してはカバーされません。対物損害とは、交通事故によって第三者の財産(例えば、車両、建物、道路設備など)に損害を与えた場合の賠償責任を指します。

このため、対物損害に対する保証を受けたい場合は、自動車任意保険に加入することが推奨されます。任意保険には、対物保証が含まれていることが一般的です。以下に、対物保証が自動車任意保険に加入する理由として重要な点を説明します。

  1. 賠償責任のカバー 対物保証が付いている任意保険に加入することで、交通事故によって発生した第三者の財産損害に対する賠償責任をカバーできます。これにより、事故時の経済的負担を軽減することができます。
  2. 高額な損害への対処 対物損害は、場合によっては非常に高額になることがあります。建物や道路設備などの損害額は特に高額になる可能性があり、自賠責保険だけではカバーできないケースがあります。任意保険の対物保証を利用することで、高額な損害にも対処することができます。
  3. 法的トラブルの回避 対物損害に対する賠償責任が果たされない場合、法的トラブルに発展する可能性があります。任意保険に加入し、対物保証を利用することで、適切な賠償が行われ、法的トラブルを回避することができます。
  4. 保険金額の選択 自動車任意保険では、対物保証の保険金額を自分のニーズに合わせて選ぶことができます。高額な保証が必要な場合や、逆に低額な保証で十分な場合でも、自分に適したプランを選ぶことができます。
  5. 保険会社のサポート 自動車任意保険に加入することで、保険会社のサポートを受けられます。事故時の対応や示談交渉、法的手続きなど、専門的な知識や経験が必要な場面でのサポートが受けられるため、安心して運転に臨むことができます。

以上の理由から、対物保証が自賠責保険だけでは一切付いていないため、自動車任意保険に加入することが推奨されます。任意保険に加入することで、対物損害に対する保証を受けられ、事故時の負担を軽減することができます。適切な保険プランを選び、安心して運転に臨むことが重要です。

 

自動車任意保険の主な種類

自動車保険には主に2種類の入り方があります。

  • 代理店型自動車保険
  • ダイレクト型自動車保険

この2種類となります。

それぞれの特徴とメリット・デメリットを解説します。

代理店型自動車保険

代理店型自動車保険とは、保険代理店から保険商品を買うタイプの自動車保険です。

「保険の窓口」「ディーラーの営業担当」「保険営業マンが訪問売る」このように対面で担当者から加入するのが特徴です。

代理店型自動車保険のメリット・デメリットについて詳しくはこちら
代理店型自動車保険とダイレクト型自動車保険は、販売チャネルやサービスの提供方法が異なります。以下では、代理店型自動車保険のメリットとデメリットを詳しく説明します。

代理店型自動車保険のメリット:

  1. 対面でのサポート: 保険代理店を通じて、対面での保険加入や相談が可能です。これにより、保険に関する専門的な知識やアドバイスを直接受けることができます。
  2. 保険商品の幅広さ: 代理店型保険では、複数の保険会社の商品を取り扱っていることが一般的です。そのため、より幅広い保険商品から自分に適したプランを選ぶことができます。
  3. アフターサービス: 事故発生時や保険請求時など、アフターサービスが充実していることが多いです。手続きのサポートやアドバイスが得られるため、安心感があります。

代理店型自動車保険のデメリット:

  1. 保険料の高さ: 代理店型保険では、代理店手数料や営業費用が保険料に上乗せされることがあります。そのため、ダイレクト型保険に比べて保険料が高くなることが一般的です。
  2. 営業時間の制限: 代理店型保険は、通常の営業時間内での対応が主となります。そのため、営業時間外に問い合わせや手続きを行いたい場合は、対応が難しいことがあります。
  3. プラン変更の手間: 保険会社を変更する際やプランを変更する際、保険代理店を通じて手続きを行う必要があります。これにより、手間がかかることがあります。

代理店型自動車保険は、対面でのサポートやアフターサービスが充実している一方で、保険料が高くなる傾向があります。自分のニーズやライフスタイルに合った保険を選ぶことが重要です。複数の保険会社やプランを比較検討し、最適な選択を行ってください。

代理店型自動車保険のメリット

対面で相談できることが主なメリットです。

  • 対面で相談しながら保険商品を決めることが出来る
  • 手続き部分を行ってくれるので楽
  • 担当者から自動車保険以外のクルマのアドバイス等を受けることが出来る
  • 保険更新時期の案内など行ってくれる

これらの対面で相談しながら決めることが出来て、更新の案内など細やかなサービス部分を行ってもらえる事がメリットです。

代理店型自動車保険のデメリット

メリットは人からサービスを受けられることですが、デメリットも説明します。

  • ダイレクト自動車保険よりも価格が高額になる
  • 担当者の知識レベル・接客レベルによりサービスの質が大きく異なってくる
  • 不要な保証をつけられることがある
  • 保険の話をするために相手と時間を合わせなければならない

これらが代理店型自動車保険のデメリットになります。

担当者のレベルにより、保険更新時に保証内容の説明がなく「そのままの内容でいいですか?」しか聞かないなど起こりえます。

自分が入っている保険がどこまで保証されるのか理解できていれば良いのですが、保証内容を理解せず「入っているから安心」状態だと思わぬ事態になります。

きちんと保証内容は聞くようにしましょう。

ダイレクト型自動車保険

ダイレクト型自動車保険とは、インターネットを経由して保険会社から直接保険商品を買うタイプの自動車保険です。

保険会社から直接買う 直接=ダイレクト型という事です。

保険代理店を経由しません。

インターネットを使って加入するため、人を介さないのが特徴です。

ダイレクト型自動車保険のメリット・デメリットについて詳しくはこちら
ダイレクト型自動車保険は、インターネットや電話を通じて直接保険会社と契約するタイプの保険です。以下では、ダイレクト型自動車保険のメリットとデメリットを詳しく説明します。

ダイレクト型自動車保険のメリット:

  1. 保険料の安さ: 代理店を通さず、直接保険会社と契約するため、代理店手数料や営業費用がかからないことが多いです。そのため、保険料が安くなることが一般的です。
  2. 24時間対応: インターネットや電話を通じて契約や問い合わせができるため、営業時間に制限されず、いつでも手続きや問い合わせが可能です。
  3. 簡単な手続き: オンライン上で手続きができるため、保険契約やプラン変更がスムーズに行えます。また、手続きの記録もデジタルで保存されるため、管理が容易です。

ダイレクト型自動車保険のデメリット:

  1. 対面でのサポートが少ない: インターネットや電話を通じた契約が主となるため、対面でのサポートが限定的です。保険に関する専門的なアドバイスが必要な場合、対応が難しいことがあります。
  2. 自己判断が必要: プラン選びや手続きについて、自己判断が求められることが多いです。保険に関する知識が乏しい場合、適切なプラン選びが難しいことがあります。
  3. アフターサービスの質: 事故時のサポートやアフターサービスの質が、代理店型保険に比べて劣ることがあります。事故対応や保険請求時に十分なサポートが受けられない場合があるため、注意が必要です。

ダイレクト型自動車保険は、保険料の安さや手続きの簡便さが魅力ですが、対面でのサポートが少ないため、自己判断が重要となります。自分のニーズやライフスタイルに合わせた保険を選ぶことが大切です。複数の保険会社やプランを比較検討し、最適な選択を行ってください。
自分に合った保険選びのポイントとして、以下の要素を考慮することが重要です。

  1. 保険料: 予算に合った保険料のプランを選びましょう。ダイレクト型保険は一般的に保険料が安い傾向がありますが、各保険会社のプランを比較して検討することが大切です。
  2. サービスの質: 保険会社のサポート体制やアフターサービスの質を確認しましょう。事故対応や保険請求時にどれだけサポートが受けられるかが重要です。
  3. 保険内容: 自分のニーズに合った保険内容を選びましょう。対物保険や人身保険、車両保険など、必要な保障をカバーするプランを検討することが重要です。

以上のポイントを考慮し、代理店型自動車保険とダイレクト型自動車保険のメリットとデメリットを総合的に評価して、最適な保険プランを選びましょう。自分の運転状況や保険ニーズに応じて、適切な保険選びを行うことが、安心して車を運転するための第一歩です。

ダイレクト型自動車保険のメリット

インターネットを介して加入するのが特徴なのでメリットもこのようになります。

  • 代理店型自動車保険よりも保険料がかなり割安になりやすい
  • インターネットを通していつでも見積りが取れることにより金額が明瞭
  • 画面を見ながらじっくりと考えて決めることが出来る
  • 説明不足な代理店型自動車保険の説明よりも画面が分かりやすい
  • 電話や会話が不要

これらがメリットになります。

対面では無い分、自分でじっくりと考えながら自分に必要な保険を吟味できます。

また、画面もしっかりと作り込まれていて、画面を見ながら説明を見れるので、下手な保険担当者に聞くよりもよっぽどわかりやすいです。

ダイレクト型自動車保険のデメリット

デメリットもインターネットを経由して加入する分、その要素が出てきます。

  • インターネット環境が必須
  • 保険の契約・内容の選定を自分で行わなければならない
  • 不適切な保証を選んでしまう可能性もある(対人・対物無制限ではないなど)

自分で保険商品を選ぶため、知識のある人だったら当たり前の「対人対物無制限」以外を選んでしまったとして、だれも指摘してくれません。

ただし、保証内容を選ぶための情報はページに記載されているのでしっかり読み込んで必要な保証は金額が上がってもつけるようにしましょう。

この保証をつけるといくらになるかなど、代理店型だと何度も聞きづらいですが画面上で何度も再計算できるので保証内容と金額の変化については代理店型よりも遥かに分かりやすいです。

インターネットを使えないと加入出来ないので、ITに弱い傾向のあるご高齢の方などは入りにくい保険です。

お得な保険の入り方 知識があるのならダイレクト型一択です

ダイレクト型自動車保険って保証は大丈夫なの?

ダイレクト型自動車保険も代理店型自動車保険も基本的な保証は全く変わりません

ダイレクト型で入っても、代理店型で入っても事故発生時に保証をしてくれるのは保険会社です。

代理店がお金を出したりすることはありません。

ダイレクト型で入っても、代理店型で入っても事故発生時に連絡するのは保険会社です。

事故対応をするのも保険会社ですので、代理店は特になにもしません。

自動車保険は比較が必須です

任意保険は保険会社によって、保証内容や年齢条件の幅等で価格が変わってきます。

別々の会社が、それぞれ設定しているので当たり前と言えば当たり前ですが、比べて数千円変わるのも珍しくありません。

私自身も、代理店型からダイレクト型に乗り換えたときには保証内容を厚くしたにも関わらず数万円安くなりました。

保険一括比較サイトインズウェブを使うと楽に見積り可能です

ダイレクト型自動車保険を比較しようと思うと、結構面倒なものです。

そこで一括比較サイトインズウェブを使うと、楽に見積り取得が出来ます。

大手保険会社のダイレクト型自動車保険から一括で見積りが取得できます。

私自身もインズウェブ経由で「セゾン自動車火災保険」が運営する「おとなの自動車保険」に乗り換えました。

ダイレクト型自動車保険一括比較サイト・インズウェブ(外部リンク)

年齢条件や運転者限定がそれぞれ違うのでお得な保険会社は人によって変わるので一括比較サイトがオススメです。

一括比較サイトを使う前に用意するもの

一括比較サイトを利用する前にこれらを用意しましょう。

  • 車検証
  • 運転免許証
  • 現在の任意保険証書
  • メールアドレス
  • インターネット環境

上記が必要です。

ダイレクト型自動車保険一括比較サイト・インズウェブ(外部リンク)

上のリンクよりこれらの情報を入力すると、メールアドレスや住所宛に各保険会社のお見積りと仮ログインIDが発行されて金額を確認することが出来ます。

自動車保険の見直しは一度行ってしまえばずっと節約効果が続くので非常にコスパの良い節約になります。

任意保険に入っていない人へ

任意保険に入らないということは、人生を一撃で破綻させるリスクがある状態で運転するという事です。

入らない理由が、「お金がもったいない」ということでしたら、最低でもダイレクト型自動車保険の「対人・対物無制限」だけは入りましょう。

代理店型よりは大分安く入れます。

自分の車をぶつけて自分のクルマが壊れた場合、最大の損失は「自分のクルマが廃車になる」です。

せいぜい、数百万円ですので人生が破綻することはありません。

人を跳ねて死亡させてしまった場合の最大損失は相手の年齢や職業によって変わってきますが数億円となります。

もし、財力が数億円以上あって余裕で支払える財力があれば良いですが、多くの人の人生を破綻させてしまう威力のある金額です。

道路への飛び込みなど、予測不可能・回避不可能な状態でも日本の交通ルールでは歩行者を跳ねてしまった場合、自動車側の過失となります。

任意保険には入ることを強くオススメ致します。

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