【整備士が教える】2代目フィット・フィットハイブリッドのエアクリーナー交換で純正よりグレードUP【K&N】

HONDAディーラメカニック、チューニングショップで勤務経験のある2級自動車整備士のミズコが、、、

劣化して交換が必要になった部品交換の時に

純正品よりも安いか、ほとんど同等の価格で
・純正品同等かそれ以上の性能に上がる

こんな交換部品を紹介していきます。
今回はエアクリーナー交換です!

2代目フィット・フィットハイブリッドのエアクリーナーを純正よりランクUPする

2代目フィット純正エアクリーナーは2種類です

ガソリン車とハイブリッド車でエアクリーナーの形状及び品番が変わります。

GE6・GE7の純正品番は17220−RBー000です。

GE6・GE7はL13Aエンジン(1.3L)のガソリン車です。

K&Nフィルター(社外品)の場合33−2422です。

GE8・GE9の純正品番は17220−RBー000です。

GE8・GE9はL15Aエンジン(1.5L)のガソリン車です。

K&Nフィルター(社外品)の場合33−2422です。

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GP1・GP4の純正品番は17220−RBー000です。

GP1はLDAエンジン(1.3L)のハイブリッド車です。

GP4はLEAエンジン(1.5L)のハイブリッド車です。

K&Nフィルター(社外品)の場合33−2433です。

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エアクリーナーエレメントって社外品に変えても良いの?

エアクリーナーエレメントとは、エンジンに吸い込む空気からホコリなどのゴミを取り除く為に付いています。

エンジンパワーだけを求めるのであればエアクリーナーを外してしまうのが最もパワーアップしますが、ホコリを吸い込んでしまうとエンジン寿命が短くなってしまうため、取り付けられています。

社外品に交換する時は、純正品程度の集塵性能があることが必要です。

そして、集塵性能が高くかつ空気抵抗が無いほど高性能です。

純正品は集塵性能は高いですが、空気抵抗も大きめのため交換すると加速感及び燃費の向上等が見込めます。

交換時オススメエアクリーナーエレメントはK&Nの純正形状タイプです

フィット・フィットハイブリッドのエアクリーナー交換時はランクアップがオススメです。

K&Nの純正形状フィルターです。

ひと目見て高性能な見た目が素敵ですね。
(隠れちゃいますが)

2代目フィット1.3L・1・5L(GE6・GE7・GE8・GE9)に適合するK&N型式は33−2422です。

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フィットハイブリッド1.3L・1・5L(GP1・GP4)に適合するK&N型式は33−2433です。

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ガソリン車フィット(GE6・GE7・GE8・GE9)とフィットハイブリッドで(GP1・GP4)は、適合するエアクリーナーが異なりますのでご注意下さい。

純正よりも性能ランクが大分高まります。
安心と信頼のK&N製です。

純正エアクリーナーよりも若干値段は上がりますが、性能が非常に優秀なので、エアクリーナー交換時にK&Nフィルターに変えるのは非常にコスパが良いのでオススメです。

K&Nエアクリーナーをオススメする理由

純粋に空気の流れが良く、集塵性能も高く高性能だからです。

現在のクルマは電子制御の塊です。

エアクリーナー性能は、加速性能や燃費性能に直結します。

また、SDGsな要素で、洗って再使用が可能です。

K&Nエアクリーナーをオススメする理由を更に詳しく(押すと開きます)
ミズコがK&Nエアクリーナーを知ったのは、チューニングショップ勤務時代。

純正形状ではなく、ショップオリジナルのエアクリーナーでしたが、そのエアクリーナエレメントに使用されていたのがK&N製のエアクリーナーでした。

純正形状のエアクリーナーにも色々ありますが、エアクリーナーの周辺がゴム製なのが重要です。

純正形状エアクリーナーにも種類があり、外周のパッキン部分がゴム性のものと周辺のパッキン部分がプラスチックの物があります。

K&Nの純正交換タイプの周辺パッキンはゴム製です。

周辺パッキンがゴム製の方がエアクリーナー背部にゴミが入りにくくなります。

周辺パッキンがプラスチックのタイプは、エアクリーナエレメントのエンジン側(クリーナーを抜けた先側)にホコリが侵入した形跡があることが度々あります。

エアクリーナエレメントそのものの性能が低いのではなく、周辺パッキンの密着がが不十分だったが為にクリーナーを通らずに周辺からホコリが侵入したという証拠です。

こちらのタイプはエンジンにホコリを吸入することになり、エアクリーナーとしての性能が担保出来ているとは言いにくいです。

エアクリーナーケースはばね鋼とフックで止めるタイプと、ネジ止めで止めるタイプがありますが、どちらも締め切る直前にゴムを若干潰す感覚があります。

ゴムを若干潰す事によりケースとエアクリーナー本体を密着させているわけです。

エアクリーナー周辺パッキン部分がプラスチック製だと潰れることがなく、ケースと本体の間にわずかに隙間が開く可能性があり、そこからホコリを吸入してしまうのです。

K&N製エアクリーナーは周辺パッキンがゴム製のため安心できます。

また最近の多くの国産車が湿式のエアクリーナーを採用していますが、K&N製も湿式エアクリーナーです。

エアクリーナーは湿式よりも乾式の方がゴミを通してしまいやすいという特性があります。

エンジン保護の為のエアクリーナーでエンジン保護性能を下げないようにご注意下さい。

エンジン保護性能を担保した上で、吸気効率を最大限高めたエアクリーナーがK&N製エアクリーナーです。

このような理由のため支持されているのです。

純正エアクリーナとK&Nエアクリーナーの性能比較の動画(約30秒)

エアクリーナー交換は自分でも出来ます

エアクリーナー交換は、必要な道具さえあれば自分で交換することも可能です。

車種にもよりますが、車種により工具不要で可能です。
(プラスドライバーで締めるタイプはドライバーが必要)

エアクリーナ交換の正しいやり方

基本的には、外してつけるだけです。
ディーラで点検時は、点検項目と重複しているため、作業代無料です。

エアクリーナー交換だけで依頼すると工数0.1時間程度でしょう(1000円前後)

  1. エンジンを切り、ボンネットを開けます。(エンジンが熱い時はやけど注意)
  2. ネジ又はフックを外してエアクリーナーケースを開けます。
  3. 古いエアクリーナーエレメントを外します。
  4. 外した先にホコリなどが無いことを確認します。
  5. 新しいエアクリーナーエレメントを取り付けます。
  6. エアクリーナーケースを元に戻します。
  7. エアクリーナーケースに浮きなどが無いか確認します。
  8. エンジンを掛けてみて、異音等が無いことを確認して完成です。

エアクリーナー交換の費用は?(目安です)

ディーラで行った場合、部品代3000円前後(車種によります)+作業代1000円前後

自分で行った場合、部品代(K&Nフィルターを使ったとしても)7000円前後+作業代無料

もっと性能ランクの低い物を使ったら2000円以下でも可能ですが、ある程度以上の性能をオススメします。

それでも自分でやるのは難しい?外したエアクリーナエレメントはどうすれば?

それでも自分でやるのは難しいと感じたら、ネット購入して店舗で装着がオススメです。
(純正品だったとしても、ネット購入のほうが割引が効いて安いです)

点検・車検時にお願いすれば無料になることがほとんどです。

点検・車検の項目に「エアクリーナエレメントの点検」の項目があるため、必ず取り外す為同時作業してもらえます。

また、エアクリーナエレメントは普通に家庭ゴミ(地域によりますが通常不燃ごみ)として出すことが出来ます。

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