【クルマを買う】新車を安く買いたい人必見!必ずやるべきこととその理由を解説!

チューニングショップ勤務、ディーラ勤務を経験。
ディーラではメーカ主催の技能コンクールに法人チームコースに出場しある程度技術を習得し、現在は自動車業界を離れている国家2級自動車整備士のミズコです。

 

・新車を買う時に気をつけるべき点
・新車を買う時に損しない為のコツ
・自動車業界を離れているからこそ話せるお話しこれらの事を解説します!
ミズコ
私自身は、新車不要派ですが、それはあくまでも自分自身が自動車整備士であり、中古車を買うことに不安が無いため。
実際に、ぼったくり中古車販売店も存在する中、中古車購入は誰にでもオススメ出来る手段では無いことは重々把握しています!
今回は、中古ではなく新車を買う場合について記事にしました!

新車を買う時にやるべきこと・相見積もりを取ること

相見積もりとは?

乗りたい車種が決まっていても、ある程度欲しい大きさだけ決まっていても、複数の会社・複数の車種で見積もりを取ることで安く買えるようになります。

この場合の相見積もりとは、同じ車種でも複数の販売会社から見積もりを取ること。
車種が決まっていなければ、同クラスの複数メーカの販売会社から見積もりを取ること。

これらを行って下さい。

販売会社と自動車メーカ

まず、前提として販売会社と自動車メーカは別の会社です。

ホンダ車の場合、本田技研工業が自動車メーカーです。

本田技研工業から車を仕入れて販売するのが販売会社です。

ホンダ車のメーカは本田技研工業1社ですが、販売会社は無数に存在します。

一般的に販売会社の事をディーラーと呼びます。

ホンダカーズ〇〇
ホンダカーズ△△
ホンダカーズ□□

これらの記号の部分に入る文字が同じなら同じ会社
別の名前が入る販売店は別の会社になります。

同じホンダカーズという看板を掲げていても、中身は別の会社です。

相見積もりとは、ホンダカーズ○○とホンダカーズ△△等、別々の会社の比較の為の見積もりを取得するという意味になります。

ホンダカーズ〇〇のA店とホンダカーズ○○のB店で見積もりを取っても同じ会社なので意味はありません。

ミズコ
HONDAの看板を掲げていても大きな販売会社と小さい販売会社があります。
ホンダに限ったことでは無いですが、販売会社というのは割と小さい会社だったりします。
別の会社なので、金額に差が出たりします!
理由はこの記事に記載します!

 

なぜ相見積もりを取る必要があるのか?

メーカからの新車の仕入れ価格が違うから

販売会社はメーカから車を仕入れて販売する会社という事が分かったりましたね。

そのメーカから車を仕入れる仕入れの値段が販売会社毎に違います

メーカとしては車をより販売してくれる販売会社に対して優遇します。
具体的に言うと、何台から何台までは仕入れランクAランク価格、何台から何台まではBランクの価格のようにより多く新車を登録・販売すると仕入れランクが変わってより安く仕入れる事が出来るようになります。

そのために販売会社はランクを上げようと、販売会社同士で経営統合して販売会社を大きくしようとしたり、販売会社が自社の車として登録するいわゆる新古車が発生したりします。

※新古車とは、販売ノルマを達成しようと、販売会社自身が自社の車として新車を登録したもの。
走行距離は数キロなので実質新車だが、一回登録しているため扱い上は中古車になる。
注文してから作る新車とは違い、細かいオプションが選べなかったりするが、お買い得に買うことが出来る。

このような事情から、たとえ同じホンダカーズだったとしても、複数の販売会社から相見積もりを取ることで、同じ仕様・同じ車種・同じグレードでも金額が異なったりします

 

ミズコ
業界を離れているからこそ、書けたりする内容だったりします

ディーラの営業マンの裁量を超えた金額にしやすいから

どのお客さんも安くしてという事は言いますが、営業マンで引ける裁量と店長の許可がいる値引きとで、車に限った事では無いかもしれませんが、口頭でお願いするよりも相見積もりを根拠に値引きをお願いした方が、根拠があるため引きやすくなります。

「店長!Aさんが値引きをもっとしてほしいそうなんですが!」(見積もりなし)

「店長!Aさんが相見積もり持ってきてて、その金額が○○円なんですが、✕✕円まで引いていいですか?」(見積もりあり)

どっちが引いてもらいやすいかは一目瞭然です。

家電量販店で、ネット価格を提示して値引きしてもらうのと同じですね!

ミズコ
相見積もりが有ると、購入の本気度も伝わるので値引きがされやすいです!
また特に他メーカとの競合で負けてしまうと、その後の整備の為(点検・整備・車検等)の今後の利益も無くなってしまう為、利益が薄くても顧客を獲得しようとします!

相見積もりを取るのに便利なサービス

一括でいろんなメーカの新車見積もりを取ることが出来るサービス

相見積もりを取るのが良いという事は分かったけれど、休日のたびにいろんなディーラを回って、見積もりをもらうのも大変な作業です!

 




上のリンクから飛べる、MOTAというサービスは、日本最大級の新車見積もりサイトです。

ほしい車種をある程度しぼっていたり、ほしいランクが絞られていて、複数メーカの新車見積もりを、自分の住んでる地域のディーラからメールでもらえるというサービスです。

メリットとしては、ディーラに行かずに見積もりが取れるので時間が圧倒的にかからない点ですね。

また、本体価格だけではなく、諸費用も含めた総額のイメージがつかみやすいのも、メリットになります。

約3000店舗が加盟ディーラのようですが、地域のディーラよりの見積もり取得となるので、特に外車ディーラ等近くにない場合取れない事も有ると思います。

ミズコ
新車見積もりも一括で取れるので簡単ですね!
本命の車なら、ディーラに行って実車を確認しながら営業マンの話しを聞いても楽しいですが、競合としてぶつける為の見積もりは楽して取りましょう!

今乗っている車をいろんな買い取り業者に一括見積もり依頼できるサービス

さて新車を買う時に、相見積もりを取って、取ってと散々言ってきましたが、今まで乗っていた車をどうしましょう?

いちばん簡単なのは、ディーラに下取りに出すことです!

が、しかし今乗っている車も複数の会社に見積もりを取ることで、高く手放す事が出来ます!



上のリンクから飛べる、ズバット車買取比較は大手買い取り業者等から最大10社に買い取り見積もりを依頼することが出来ます。

車の走行距離や年式によりますが、買取価格は会社によってかなり大きく異なります

下取りのメリットとして、金額は安くなりがちだけれど、納車の時に乗って行って、新車の代わりに置いて行くだけで済むという圧倒的楽さだと思います。

買い取り店での買い取りだと納車のタイミングと売却のタイミングを調整したり、自宅の駐車場事情によっては2台同時におけないという事もあったりするかとは思いますが、見積もりは取るべきです!

差額によっては、下取りで良いかとなるか、買い取り店で買い取ってもらうほうが良いか変わってくると思います。

際の金額差によって、楽さを取るか、買い取り店での買い取りにするか検討しましょう!

買い取り店での金額をディーラに提示して、下取り価格を上げてもらう交渉も可能です!

また、手放す気は無いけれど、今の自分の車の市場価値を知る意味でも気が向いたら価格を調べてみるのもありです!

ミズコ
お店側も中古車の仕入れは積極的です!
しかし安く仕入れることにも全力です。とある中古車買い取り店では買取価格と販売価格の差額が50万円を超えると「ぶっこ抜き」と呼ばれ営業マンが高評価を得たりします!
1社からの価格しか知らない状態というのはまさにカモネギ状態です!

 

新車を買うに当たって気をつけること

高い買い物をする時のオプション価格を安く感じてしまう心理に注意

家や車等の金額が大きな買い物をする時に気をつける必要があります。

感応度逓減性(かんのうどていげんせい)という心理が働くからです。

例えば、300万円の車に、10万円でナビが付く。10万円でカーコーティングが付く。

4000万円の家に100万円で、カーポートとコンクリの駐車場が付く。

そういった時に、元となる金額と追加される金額とで追加される金額を安く感じてしまうという心理です。

オプションなんかもまとめて注文すれば、楽は楽なんですが、一個一個をキチンと自分に必要な物なのか、もっと価格が安く性能が良い物が有るのではとしっかりと検討すれば安く買えてしまいます

10万円あれば、いろいろな事が出来てしまいます。普段使うお金としては間違いなく大金です

ところが、数百万円単位の買い物をする時の10万円はとーっても安く感じてしまうものなのです。

ミズコ
新車のオプションとして、2万円ほどで売っている、ネオジウムマグネットスピーカというオプションがあります。
これよりも良いものがアフターマーケットでは5千円程度で買えてしまいます。
むしろアフターマーケットで2万円も出せば、結構程度良いスピーカが買えてしまうのです!
このように、オプションはドル箱なので、きちんと検討すれば、総額でかなりの金額を節約可能です!

極力ローンは組まず一括で買うことローンにするならリースにする

車は一括で買って下さい!

こんな事を言うと、怒られてしまいそうですが、住宅ローンもカーローンもただの借金です。

金額によるところによりますが、金利分で10万円以上も余計に払ってしまうことになります。

借金は未来の自分の労働分まで、金利という余計な費用を払って未来の自分の時間を売る行為です。

どうしても、今の手元資金がない状態で、新車を買うのであれば、リースで契約するという手段もあります。



 

上のリンクは月額5500円からのクルマがもらえるニコノリカーリースというサービスです。

カーリースというのは、自分の持ち物にならずに車を持てる手段になります。

メリットとしては、

  1. 初期費用が圧倒的に安い事・なんなら手元に資金がなくても契約できること。
  2. 自動車税等を含めた、毎月の支払いが定額なため、突発の修理出費などの発生がなく、家計管理がやりやすいこと。
  3. 契約年数経過後の、家族の人数の変化に合わせて、車を入れ替えたりできること。
  4. 事業主の場合、経費で落とす処理が簡単になる。

デメリットとしては、

  1. 自分の所有物ではなく、リース会社の持ち物なので、カスタマイズをしたい人には不向き
  2. ローンよりは安いが、現金一括よりは総額が高くなりがち
  3. 事故や車をぶつけた場合の、車の価値を下げてしまった時に、持ち出しが発生する。

人によっては、ローンで新車に乗るより、リースで新車に乗ったほうが良いかもしれません。

ミズコ
ディーラ務めしてた時に、3年間で300キロ程度しか乗らない人も見ましたが、流石にその人は新車いらないんじゃないかと思いました。
レンタカー・タクシーなんかで十分だと思ってしまいました・ω・

車検をきっかけの買い替えは特に気をつけよう

車検をきっかけ、での買い替えは気をつけましょう。

車検の1ヶ月か、2ヶ月前に車検の見積りを取って、思ったよりも高い金額を提示されることがあると思います。

そういった時に、在庫車や即納車出来る車を案内されることが有ると思います。

車検切れまでに、乗り換えようと時間的に、締め切りを作った状態での商談は、不利な条件になりやすいので注意が必要です。

車検は車検として、通してから2年の時間的猶予を持った状態で、しっかりと検討することをオススメします。

とはいえ、、、

いろいろとやるのは80%でOKです

ディーラの営業マン・サービスマンも人間ですので、ある程度の利益は残してあげましょう。

自分で手配するもの、ディーラに任せるもの、全て100%自分で手配すると、とっても手間がかかるし色々なところに注文を出したり大変です。

数万円単位で変わってくる、コスパの良い部分だけ自分で手配して、後はおまかせが良いかと思います。

具体的にコスパの良い部分で言うと、

  1. ナビゲーション
  2. コーティング
  3. アルミホイール
  4. 追加スピーカー
  5. フリップダウンモニタ

こんなところでしょうか

フロアマット、ドアバイザーなんかは純正オプションの物が割と良い物なので、最初につけたマットが劣化したらアフターパーツで良いかなと。

車は、買った後も何かと維持費がかかる物です。

特に、カスタマ志向のある人は特にその傾向が高くなりますよね!

新車の相見積もりを取ること、下取り車の相見積もりを取ることはめちゃくちゃ効果が高いのでぜひ検討下さい!

参考になったら、人に紹介してもらったり、シェアしてもらえると泣いて喜びます!

ミズコ
サービスマンに好かれると、何かと良くしてもらえたり、通常洗車がこっそり撥水掛けときましたよ!みたいな事があったりするかもしれません!
実際、差し入れ貰ったお客さんなんかには、私はこっそりやってました!
みんなにはナイショだよ!

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