・おすすめの土壌の酸度
・酸度の見方
・石灰の使い分け
・活力剤と肥料
これらを纏めてみました
鈴なりキャベツの育て方
2021年10月10日、嫁さんと昼ご飯を食べてから、ホームセンターへお買い物。
サントリーフラワーズのフィオリーナが売ってたらいいなーと買い物に向かうとフィオリーナはなかったが、こんなものが、、、
シーズンの売れ残りの鈴なりキャベツです。
芽キャベツは作ったことがありますが、鈴なりキャベツはありません。
- 1株で2〜4個のキャベツが収穫可能
- 植え付け時期は8月中旬から9月下旬が推奨
芽キャベツはもっと沢山採れるし、普通のキャベツは1個なので明確に違いそうです。
- 通常のキャベツの植え付け・収穫時期等詳しくはこちら
キャベツの栽培にはいくつかの留意点があります。植え付け時期や収穫時期、収穫量は品種や栽培条件によって異なりますが、一般的な情報を以下に示します。
植え付け時期: キャベツは寒さに強い野菜で、春キャベツと秋キャベツの2種類が一般的です。春キャベツは早春(2月から4月)に植え付けを行い、秋キャベツは夏から初秋(7月から9月)に植え付けを行います。
収穫時期: 春キャベツは植え付けから約2-3ヶ月後に収穫され、収穫時期は5月から6月にかけてが一般的です。秋キャベツは植え付けから約3-4ヶ月後に収穫され、収穫時期は10月から11月にかけてが一般的です。ただし、品種や気候条件によっては収穫時期が前後することもあります。
収穫個数: キャベツは1株から1個のキャベツが収穫できます。ただし、剪定や間引きを行うことで、小さなキャベツを追加で収穫することができることもあります。この場合、1株から2-3個のキャベツが収穫できることがありますが、それぞれのサイズは通常のキャベツよりも小さくなります。
これらの情報は一般的なガイドラインですので、栽培地域の気候条件や土壌、品種によって異なる場合があります。最適な栽培方法については、地域の農家や専門家に相談することをお勧めします。
- 通常のキャベツの育て方はこちら
家庭菜園でキャベツを育てる方法について、以下に基本的な手順を説明します。
種まきまたは苗の準備: キャベツは種から育てることも、苗から育てることもできます。種を使う場合は、室内で約4-6週間前に種まきを行い、発芽させてから苗が育つのを待ちます。また、近くの園芸店で苗を購入することもできます。
土壌の準備: キャベツは排水の良い土壌を好みます。肥沃な土壌であることが理想的で、pHは6.0-6.8が適しています。植え付け前に、堆肥や熟成した牛糞などの有機物を土壌に混ぜ込んで、土壌を改良しましょう。
植え付け: 苗が育ったら、苗を庭に植え付けます。春キャベツは早春に、秋キャベツは夏から初秋に植え付けを行います。植え付けの際は、キャベツの成長に必要な十分なスペースを確保しましょう。一般的に、苗を植える間隔は30-45cm程度、畝間は60-90cm程度が適しています。
水やり: キャベツは定期的な水やりが必要です。土壌が乾いたら十分に水を与え、土壌が湿っている状態を保ちましょう。ただし、水はけの悪い場所では根腐れを引き起こすことがあるため、注意してください。
肥料: キャベツは肥料を必要とします。植え付け後、1ヶ月程度で液体肥料を与え、その後3週間おきに追肥を行いましょう。
草取りと防虫: 成長中のキャベツは雑草や害虫の影響を受けやすいため、雑草を取り除いたり、害虫が発生した場合には適切な防虫対策を行いましょう。手作業での草取りや、害虫に対しては有機的な防虫対策(例: ネコブセムシャなど)を検討してください。
収穫: キャベツの収穫時期は品種や栽培条件によって異なりますが、一般的に春キャベツは植え付けから約2-3ヶ月後、秋キャベツは植え付けから約3-4ヶ月後に収穫できます。キャベツが十分に大きくなり、葉がぎっしりと詰まっていることが収穫の目安です。収穫する際は、キャベツの根元をナイフや鋏で切り取ります。
保存: 収穫したキャベツは、冷暗所で保管すると長持ちします。また、キャベツはさまざまな料理に利用できるので、サラダやスープ、炒め物、漬物などでお楽しみください。
これらの手順に従って、家庭菜園でキャベツを育てることができます。ただし、地域の気候や土壌条件によっては、異なる栽培方法が適している場合もあります。最適な栽培方法については、地域の農家や専門家に相談してみてください。
今日は10月10日、、、誤差の範囲じゃろ!
売ってる中で状態が良さそうな苗を一株購入!
というわけで買って帰って来ました。
根っこチェック(やや根っこ回りすぎです)
根っこはしっかり回っています。
この写真のような状態を根鉢が回ると言います。
水分・栄養分を求めて根を伸ばして行くが、ポットに遮られて伸ばせず、ぐるぐる回ってる状態です。
土壌の酸度をチェックします(キャベツの適正酸度は6.5から7.0です)
植え付ける場所に土壌酸度計を差し込んで、土壌酸度を計測します。
測定したところ、phは6.5なので、良好な状態です。
(この土壌酸度計は0.5刻みです)
植え付けの約1周間前に苦土石灰を混ぜ込んでいます。
- キャベツの適正土壌酸度は6.5〜7.0の弱酸性
大抵の植物は6.0~7.0付近なら問題なく育ちますが、イチゴなんかは酸性土壌を好むので、5.5~6.5付近です。
「育てたい植物の種類 土壌酸度」で検索すると大体出てきます。
- キャベツ用の土壌の酸度調整について詳しくはこちら
キャベツの適正土壌酸度は、pH 6.0〜6.8の範囲です。これは若干酸性の土壌を示しており、キャベツが栄養を効率的に吸収できる環境を提供します。土壌酸度が適切でない場合、キャベツの成長に影響が出ることがあります。そこで、土壌酸度を調整する方法を以下に示します。
土壌酸度の測定: まず、土壌酸度を測定する必要があります。園芸店やオンラインショップで購入できる、土壌酸度計を使用して測定しましょう。これにより、どのように土壌を改善する必要があるかを判断できます。
土壌酸度が低い場合(酸性): 土壌酸度が適切な範囲よりも低い(酸性)場合、石灰を土壌に混ぜることで酸度を上げることができます。石灰は園芸店で購入できます。石灰を適切な量散布し、土壌に混ぜ込んでください。ただし、石灰は効果が現れるまでに時間がかかることがあるため、植え付けの数週間前に行うことが望ましいです。
土壌酸度が高い場合(アルカリ性): 土壌酸度が適切な範囲よりも高い(アルカリ性)場合、硫酸アンモニウムや硫黄を土壌に混ぜることで酸度を下げることができます。これらの製品は園芸店で購入できます。適切な量を散布し、土壌に混ぜ込んでください。ただし、これらの製品は効果が現れるまでに時間がかかることがあるため、植え付けの数週間前に行うことが望ましいです。
再測定と調整: 土壌酸度を調整した後、再度土壌酸度を測定し、適切な範囲内にあるか確認してください。必要に応じて、さらなる調整を行ってください。
土壌酸度の調整は、キャベツ栽培において重要な要素です。適切な土壌酸度範囲を維持することで、キャベツの成長が促進され、病気や害虫に対する抵抗力が向上します。ただし、土壌酸度の調整は一度だけ行うものではありません。継続的な管理が必要であり、季節や栽培状況に応じて、定期的に土壌酸度をチェックし、必要に応じて調整を行うことが望ましいです。また、キャベツ栽培においては、適切な土壌酸度だけでなく、水やり、肥料、草取り、防虫対策なども重要です。これらの要素をバランス良く管理することで、健康で美味しいキャベツを育てることができます。家庭菜園でキャベツを栽培する際は、これらの管理要素を総合的に考慮し、適切なケアを行ってください。
石灰の使い分け
石灰はアルカリ性で石灰を使ってアルカリ性に寄せることができます。
放おって置くと段々と酸性に偏っていきます。
石灰のざっくりとした特徴
石灰の種類 | アルカリの強さ | 植物を直ぐに植えられる? | 補足 |
消石灰 | 非常に強い | 2周間から1ヶ月ほど待ちが必要 | 土壌の酸性を改善する力強め、 |
苦土石灰 | そこそこの強さ | 数日待ったほうが良いが、すぐ植え付けても大丈夫 | 苦土=マグネシウムも含んでいる、肥料効果も |
有機石灰 | かなり弱め | 問題なし | 緩やかに効く肥料効果 |
※表は横にスライドできます。
- 石灰について更に詳しくはこちら
石灰の種類と使い分けの方法
石灰は、土壌の酸度を中和し、酸性土壌を改善するために使用されます。石灰にはいくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。以下に主要な石灰の種類と使い分けについて説明します。
粉石灰(農業用石灰) 粉石灰は、石灰石を粉砕して作られる一般的な石灰です。主成分は炭酸カルシウム(CaCO3)で、土壌に散布して水に触れると、炭酸カルシウムが水酸化カルシウムに変わり、土壌のpHを上げます。粉石灰は効果が徐々に現れるため、植え付け前の数週間から数ヶ月前に散布することが望ましいです。
生石灰(消石灰) 生石灰は、石灰石を高温で焼いて作られ、主成分は酸化カルシウム(CaO)です。生石灰は粉石灰よりも反応性が高く、速効性がありますが、扱いが難しく、過剰に使用すると植物に害を与えることがあります。使用量や散布方法に注意し、適切に使用することが重要です。
加水石灰(水酸化カルシウム石灰) 加水石灰は、生石灰に水を加えて作られます。主成分は水酸化カルシウム(Ca(OH)2)で、速効性がありますが、生石灰ほど強くはありません。植物に害を与えるリスクは低いですが、適切な使用量を守ることが重要です。
ガーデンライム(ドロマイト) ガーデンライムは、炭酸カルシウム(CaCO3)と炭酸マグネシウム(MgCO3)の両方を含む石灰で、マグネシウムも同時に補給できます。これは、マグネシウムが不足している土壌に特に適しています。
使い分けについては、以下の点を考慮してください。
- 緩やかな効果が必要な場合は、粉石灰を選びましょう。
- 土壌改善が急を要する場合や、速効性が求められる場合は、生石灰や加水石灰を選びましょう。ただし、これらの石灰は植物に害を与えるリスクがあるため、使用量や散布方法に注意してください。
- マグネシウムが不足している土壌には、ガーデンライム(ドロマイト)が適しています。これにより、カルシウムとマグネシウムの両方を補給できます。
石灰を選ぶ際は、まず土壌の状態や必要な効果を考慮し、適切な種類を選びましょう。また、石灰を散布する前に、正確な使用量を計算してください。使用量は、土壌酸度、土壌のタイプ、石灰の種類によって異なります。適切な使用量については、石灰の製品ラベルや地元の農業専門家に相談してください。
石灰を散布する際は、まんべんなく土壌に混ぜ込むことが重要です。混ぜ込むことで、石灰が土壌中の酸性物質と効果的に反応し、土壌酸度が緩やかに上がります。また、石灰を散布した後、数週間から数ヶ月後に再度土壌酸度を測定し、必要に応じて追加の石灰を散布してください。
適切な石灰を選び、正確な使用量で散布することで、土壌酸度を適切な範囲に調整し、キャベツの成長を促進することができます。
「消石灰、苦土石灰、有機石灰」はそれぞれどれ?
石灰の種類とそれぞれの呼び名について以下に説明します。
粉石灰(農業用石灰): これは、石灰石を粉砕して作られる一般的な石灰です。主成分は炭酸カルシウム(CaCO3)で、土壌のpHを上げる効果があります。
生石灰(消石灰): 生石灰は、石灰石を高温で焼いて作られる石灰で、主成分は酸化カルシウム(CaO)です。生石灰は反応性が高く、速効性がありますが、扱いが難しいため注意が必要です。
苦土石灰(ドロマイト、ガーデンライム): 苦土石灰は、炭酸カルシウム(CaCO3)と炭酸マグネシウム(MgCO3)の両方を含む石灰で、マグネシウムも同時に補給できます。これは、マグネシウムが不足している土壌に特に適しています。
有機石灰: 有機石灰は、有機物質を含む石灰で、一般的には貝殻や卵殻、骨粉などから作られます。有機石灰は土壌の酸度を緩やかに中和し、同時に土壌の有機物質を増やす効果があります。これにより、土壌の生物活性が向上し、土壌の総合的な健康状態が改善されます。
これらの石灰はそれぞれ、異なる成分や効果を持ち、栽培状況や土壌の状態に応じて選択・使用されます。適切な石灰を選ぶことで、土壌酸度を調整し、植物の成長を促進することができます。
肥料なども酸性ですし、植物そのものも酸性です。酸度なんざ計らなくても分かるぜ!って人はいいですが、石灰の量の目安にも酸度計はあると便利です。
肥料を施肥(少な目がおすすめです)
植え穴付近の土に、化成肥料を混ぜます。
今回入れた物は10・10・10という、窒素・リン酸・カリウムの配合が均一の物です。
肥料に書いてあるこの数字のバランスが大事です。
肥料は語るとめっちゃくちゃ長くなります。
ざっくりした肥料の効果部位
成分 | 主に効く部分 |
窒素 | 葉っぱ |
リン酸 | 花・果実 |
カリウム | 根っこ |
ざっくり言うと、窒素は葉っぱを育てる成分、リン酸は花・果実を育てる成分、カリウムは根っこを育てる成分になります。
人間で言うところの、タンパク質・炭水化物・脂質のような物です。
- 肥料について詳しくはこちら
肥料は、植物の成長に必要な栄養素を補給するために使用されます。一般的な肥料には、主要な三大栄養素である窒素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)が含まれています。これらの栄養素は、植物の生育において重要な役割を果たします。以下に、それぞれの栄養素の特徴と植物への効果について説明します。
窒素(N): 窒素は、植物の生長に不可欠な栄養素で、葉や茎の成長を促進します。窒素は、植物体内でタンパク質やクロロフィル(光合成を行うために必要な緑色の色素)の形成に関与しています。窒素が不足すると、植物の葉が黄色くなり、成長が遅れることがあります。一方で、過剰な窒素は茎葉の成長を促進しすぎることがあり、果実や花の発育が悪くなることがあります。
リン酸(P): リン酸は、根の発達や花・果実の形成を助ける栄養素です。また、エネルギー代謝やDNAの合成にも関与しています。リン酸が不足すると、根の成長が遅れ、花や果実の発育が悪くなることがあります。リン酸は、特に若い植物や開花・結実期に必要とされます。
カリウム(K): カリウムは、植物の免疫力や耐寒性を高める栄養素で、水分のバランスや光合成の効率を向上させます。また、植物組織の強度を高めることで、害虫や病気に対する抵抗力を向上させます。カリウムが不足すると、葉の先端や縁が枯れ、全体的な生育が悪くなることがあります。
これらの三大栄養素は、植物の成長や健康において重要な役割を果たします。肥料を与える際は、植物の種類や成長段階に応じて、適切なバランスで栄養素を供給することが重要です。肥料には、化学肥料と有機肥料の2種類があります。化学肥料: 化学肥料は、工業的に合成された肥料で、窒素、リン酸、カリウムを含む比率が明確に表示されています(N-P-K)。これにより、必要な栄養素を正確に与えることができます。化学肥料は効果が速いため、植物の生育が急を要する場合に適しています。ただし、過剰な使用は植物に害を与えることがあるため、適切な使用量と散布方法を守ることが重要です。
有機肥料: 有機肥料は、動植物由来の天然素材から作られた肥料で、窒素、リン酸、カリウム以外にも多くの微量元素を含みます。有機肥料は、土壌生物の活性化や土壌構造の改善にも寄与し、持続的な土壌肥沃性の維持に役立ちます。ただし、効果が現れるまでに時間がかかることがあるため、長期的な栽培計画に適しています。
肥料を与える際は、植物の種類や成長段階、土壌の状態に応じて、適切な肥料を選び、適切な量を散布することが重要です。また、肥料だけでなく、適切な水やりや日照、土壌酸度の調整など、総合的な植物管理が求められます。これらの要素をバランスよく考慮することで、植物の健康な成長を促進することができます。
成長するためには絶対必要な物です。
肥料を入れるときは「ちょっと足りないかな??」位の少なめがおすすめです。
多すぎると、肥料焼けで枯れてしまいます。
少なすぎる分には「色が薄いかな?ちょっと弱々しいかな?」と肥料が足りていないような症状が出ますのでその時に足せばOKです。
肥料を入れて混ぜ込みます。
ほとんど肥料の粒は見えなくなりました。こんな感じ。
実はこの場所、とっても粘土質だったのですが、段々と改善してきました。去年の冬にバーク堆肥を混ぜ込んであります。
・多すぎると枯れてしまいます
・少ないと成長が悪いです
根っこをほぐします(ほぐすかは植物の種類によります)
根鉢が回りすぎていたので、手で塊の部分だけかる~くほぐしてあげます。
お花でも野菜でも根をほぐす、ほぐさない論争があります。
根っこをほぐすか | メリット | デメリット |
ほぐす | 新しい根っこが出てきやすく、土との活着が良くなる | 病気発症のリスクが上がる ほぐしすぎると枯れてしまうのでほどほどに |
ほぐさない | 傷口が出来ないため、病気発症リスクが低い | 土との活着に時間がかかる |
※表はスライド出来ます
根っこをほぐすと、根っこを切ることになり、塊過ぎている部分を取り除くと新しい根が出てきやすくなるため、成長が促されます。
ほぐすことのデメリットとしては、根っこを切るということは傷口ができるという事。
病気の原因になったり、ほぐしすぎると葉と茎と根っこのバランスを崩してしまい、枯れてしまうことも。
- 根をほぐす・ほぐさないについて詳しくはこちら
植え付け時に根をほぐすことは、植物の成長に影響を与える重要なステップの一つです。根をほぐすことにはメリットとデメリットがあります。以下に、それぞれのメリット・デメリットを詳しく説明します。
メリット:
- 根の発達促進: 根をほぐすことで、根が土壌中に広がりやすくなり、水分や栄養素を効率的に吸収できます。これにより、植物の成長が促進されます。
- 土壌との密着性向上: 根をほぐすことで、植物と土壌の接触面積が増え、土壌との密着性が向上します。これにより、植物は安定し、風などの外的要因に対して強くなります。
- 根の絡み解消: 根が絡まっている場合、ほぐすことで絡みが解消され、根が土壌中に広がりやすくなります。根の絡みは、植物の成長を阻害することがあるため、解消することが望ましいです。
デメリット:
- 根の損傷リスク: 根をほぐす際に、無理に引っ張ったり、強く揉んだりすると、根が損傷することがあります。根の損傷は、植物の成長に悪影響を与えることがあります。
- 手間と時間: 根をほぐす作業は、手間と時間がかかります。特に、多くの植物を植え付ける場合、作業効率が低下することがあります。
植え付け時に根をほぐすかどうかは、植物の種類や根の状態、作業効率などを考慮して決定します。根が絡まっている場合や、植物が移植ストレスに弱い場合は、根をほぐすことが望ましいです。ただし、根をほぐす際には、植物を傷つけないように注意し、適切な方法で行うことが重要です。
ほぐすとほぐさないの間の「かるくほぐす」がおすすめ
そのまま植えてもほとんど変わらないので、お好みでどうぞ。
私は、塊になりすぎていたらその部分だけ軽く解します。
また、植物の種類によっても根っこをいじられるのが嫌いな植物があるので、分からなければそのまま植えてオッケーです。
植え込みます(地面の高さポットの高さを合わせて植えます)
植え穴を開けて、もともとのポットの土の高さと、植え込まれる土の高さが同じになるように植え込みます。
植え込んだら軽く手で押さえてあげてポットの土と、植え込まれる土が密着するようにしてあげます。
この作業を鎮圧すると言います。
- キャベツの植え付け高さについて詳しくはこちら
キャベツの苗の植え付け高さは、苗の成長と健康に重要な役割を果たします。適切な植え付け高さにより、根の発達が促され、植物全体の成長が安定します。以下に、キャベツの苗の植え付け高さについて詳しく説明します。
一般的な植え付け高さ: キャベツの苗を植え付ける際、一般的には、根と茎の境界部分(根元)が土壌表面とほぼ同じ高さになるように植えます。これにより、根が適切に土壌中に広がり、水分や栄養素の吸収が促進されます。
深植えについて: 深植えは、根元よりも深く植え付ける方法です。深植えには、植物の安定性が向上し、風などの影響を受けにくくなるというメリットがあります。しかし、キャベツの場合、深植えはおすすめされません。というのも、茎の地中部分が土に埋まることで、茎腐れや病気のリスクが高まる可能性があるからです。
浅植えについて: 浅植えは、根元よりも浅く植え付ける方法です。浅植えは、根が表面に近いため、乾燥に弱くなることがあります。また、植物が風によって倒れやすくなることがあります。したがって、キャベツの場合、浅植えも避けるべきです。
結論として、キャベツの苗の植え付け高さは、根元が土壌表面とほぼ同じ高さになるように植えることが最適です。これにより、根の発達が促され、植物全体の成長が安定します。植え付け時には、苗の根が適切に広がるように、根をほぐしてから植え付けることも忘れずに行いましょう。
湿気に弱い植物は浅く植えて「浅植え」なんてことをします
根の活着を促進する(根っこと土を馴染ませます)
植物用活力剤 リキダスで水やりをします。
活力剤は肥料ではありません。
肥料とは窒素・リン酸・カリウムを含んでおり、活力剤は含んでおりません。
植物を大きくしたいときに使うのが肥料。
植物を元気にしたいときに使うのが活力剤です。
いろんな植物に使えるのでオススメです!
人間で言うところの食物繊維やビタミンやミネラル分です。リキダスは野菜や花の植え付け時にも使えます。
使い勝手が良いのでおすすめです。私は6Lのジョーロにリキダスを適量入れて、水で割ってそのまま水やりしています。
原液では使えず、水で薄める必要があります。
- リキダスについて詳しくはこちら
こちらのリキダスは、株式会社ハイポネックスジャパンが製造・販売している植物活力剤です。
以下に、リキダスの特徴や使い方について詳しく説明します。
成分: リキダスは、植物の成長を促す有機物やミネラルを含んでいます。これにより、植物の免疫力を高め、ストレスに強い植物を育てることができます。
効果: リキダスは、植物の成長を促進するだけでなく、病害虫や環境ストレスに対する抵抗力を向上させます。また、花や果実の品質を向上させる効果も期待できます。
使い方: リキダスは、水やり時に水に混ぜて与えることができます。また、葉面散布(葉に直接スプレー)でも使用できます。使用量や使用方法は、製品のラベルに記載されている指示に従ってください。
対象作物: リキダスは、野菜や果樹、花や観葉植物など、さまざまな植物に使用することができます。
注意点: リキダスを使用する際には、適切な濃度と使用量に注意しましょう。過剰な使用は、植物に害を与えることがあります。また、リキダスだけでなく、適切な水やりや日照、土壌酸度の調整など、総合的な植物管理が求められます。
ハイポネックスのリキダスは、植物の成長や免疫力をサポートする活力剤で、水やり時に水に混ぜて与えることができます。適切な使用方法と使用量で、植物の成長を促進し、病害虫や環境ストレスに対する抵抗力を向上させることができます。
植え込み完了です!
リキダスで水やりをして、ポットに付いていた商品タグを指して完成です。
あとは成長度合いに合わせて、追肥をしたり、水やりをしたり、害虫対策をしたりお世話をしてあげます。
収穫までは三ヶ月ほどのようです。上手く行っても上手く行かなくても続報は記載する予定です。
(追記・記載済み)
この記事の続きはこちら
前回の記事【この記事は続き物の2回目です】 [sitecard subtitle=関連記事 url=https://mizukoblog.com/%e9%88%b4%e3%81%aa%e3%82%8a%e3%82%ad[…]