自分を変えようとすると陥り易い罠
脳の構造の問題
脳をざっくり分けると、脳の中心が爬虫脳
その外側に、哺乳類脳
一番外側が、人間脳
人間脳がいわゆる思考を司る脳で、それ以外が感情や生命活動のための脳ですね。
それぞれの脳の役割
人間脳が変わりたいと思っても
哺乳類脳・爬虫類脳は「絶対に変化させないマン!」と変化を嫌う性質があります。
脳は急激な変化を嫌うもの
変わりたいと思っても、脳は急激な変化が嫌いなので、一気に自分を変えよう!習慣を変えよう!とすると脳が激しい抵抗をして、変化することを阻止しようとしてきます。
脳を変えるには小さく変える必要がある
脳は激しい変化が嫌いなので、小さな努力から、こつこつとやっていく必要があります。
ちょっとずつちょっとずつ、変化させることが必要です。
最初から大きな変化を狙ってはいけない
これらの現象をスモールステップの原理と言います。
ハードルを切り刻んで小さいものにしていきましょう。
スモールステップの原理の例
例えば、あなたが夜ふかししてしまう癖を直したいとしましょう。
いきなり、2時間早くねるぞ!と意気込むと脳の激しい抵抗を受けて、挫折してしまうかもしれません。
そこで、寝る時間を毎日5分早くする、のように小さく小さく努力していくことで、徐々に悪習慣から抜けることが出来ます。
これは、仕事でもプライベートでもいろいろな場面で使えますね。
このような感じで、一気に変えてしまいたい気持ちをちょっとずつちょっとずつ変化させることで、習慣を変えることが出来ます。
やってみると面白いほど、変化するのが簡単なのでぜひお試しください。
終わりに
2月3日のちょっとだけ有益な話は終わりです。
今日は節分。
嫁さんが、恵方巻きを作ってくれました。
朝から、今日は恵方巻を作ってくれているというのがあって、とても楽しみでした。
「未来に楽しみを設定する」っていうのも心理学的には良い効果があるようですよ。
ではまた。
よかったら他の記事も読んでみてもらえると嬉しいです。