高校・専門学校と自費で通い、お金について真剣に考える期間が長かった、元貧乏のミズコですよ!
今日は、投資をすることによって、起こる変化、、、、特にお金が増えるという部分以外について解説していきます!
・投資をするとお金が増えるというのは分かるけどその他になにかメリットあるの?
・その7つのメリットの内、欲しいメリットがある人は投資をするのを検討してもよいと思います!
これらのことについて解説していきたいと思います。
メリット1:我慢している意識がなく、お金を使う金額が低くなりお金が貯まる
買い物の精度が洗練されて、必要なもの・価値のあるものにしかお金を出さなくなります。
欲しいものを価格ではなく価値で判断出来るようになるため、「欲しいけど我慢しよう、、、」から「これだけのお金をかける価値なし」と我慢している状態から、価値で判断出来るようになります。
お金に敏感になることにより、例えば10000円で物が売っていたら、、、「10000円ということは、税・社会保険料引かれる前の賃金で13000円位の労働、自分の時間単価で割ると、、、、約何時間だから、何時間分働いてまで欲しくはないな」というように、自分のお金と何を交換するかに敏感になります。

投資をすることでよりお金と向き合うようになった人は周囲にも多くいます。
メリット2:自分の労働の価値を再確認できる
投資をするとお金が増えますが、増えるお金というのは投資元本にもよりますが、あなた自身が働いて得るお金の方が多い金額になります。
具体的に数字で見ていきましょう
仮に手取り年収が400万円だと仮定しましょう
年間400万円の配当金を得るための投資元本は、配当利回り5%計算で1億円必要です。
1億(投資元本)×0.05(配当利回り)=500万円配当(税引き前)
500万円配当金(税引き前)より約20%(所得税・住民税)の税金100万円が引かれて手元に残る金額は400万円(税引き後)となります。
つまり、毎年手取り年収400万円稼ぐ人の稼ぐ力は1億円の資産と同程度の価値となります。
配当金は完全な不労所得なため、単純に比較することは出来ませんが、1億円の資産をためてやっと得られる価値が年収400万円の生活です。
もちろん、資産を作る過程でも徐々に生活は楽になっていくのですが、死ぬような思いで一生懸命1億円ためて得られる生活が、大卒初任給よりちょっといい程度の生活だとあまり夢がありませんよね。
それくらい働いて得られるお金というのは大きいのです。自己投資が最大のリターンを得られる投資ですね!

スキルアップ転職等をすると、大幅に収入を伸ばせることも!
メリット3:将来のお金の漠然とした不安が消える
投資目的にもよりますが、なんとなく将来不安だ・老後が不安だ・といった類の漠然とした不安を少なくする事ができます。
投資をする中で、どのくらいの時期にどの程度のお金を得たいのか、必要になるのかを考えてそれに備えて投資をしていく訳ですが、人生全体で考えて長期的な目線で自分の人生を客観的に見れるようになります。
そして、どのくらいの時期までにいくら必要なのか、それを達成できる投資の手法は何なのか考える中で、自分の人生設計を見直す必要が出てきます。
総資産が今いくらなのか、総負債がいくらなのか、日々の支出の管理の中で投資に回せる金額はどの程度なのかを把握しないと、安心して投資をすることは出来ません。
そのため資産がいくらなのか、将来必要になる金額がどの程度なのかを把握していく過程で、将来的なお金の流れを考える必要が有るため、漠然とした不安はなくなります。
漠然とした不安から、いつまでにいくら必要なのかという、具体的な目標に変わっていきます。
そのため、漠然とした不安にとらわれることがなくなります。

高校生の頃から実家の住宅ローンの一部を払っていましたが、それは家計の状態を私自身も把握していたからで、その後自分で家庭を持ってもその時の経験は生きています。
メリット4:長期的な目線で人生を考えることができるようになる
メリット3の延長になりますが、長期的な目線で人生を考えることが出来るようになります。
投資手法にもよりますが、本ブログでおすすめするような全世界株や米国株インデックス投資での投資期間は15年から20年と長期を想定するものになります。
そのため、投資について考えると人生における大きめなイベントを想定しながら、未来を見据えて人生を考えることが出来ます。

今の行動の結果が未来の自分を変える唯一の手段です!
メリット5:資本主義の世の中の仕組みをより理解できるようになる
少子高齢化が問題となっていますが、何が問題なのかピンと来ていない人も多いのかもしれませんが、投資をすると世界の仕組み・特に資本主義の仕組みをより理解できるようになります。
資本主義国家の日本や世界では、多くの人が3種類に分けられます。
- 従業員
- 経営者
- 株主
この3種類がありますが、最も儲かっているのは株主です。
2000年頃から比べると配当金は約10倍以上増えています。
かたや従業員の方は、ほとんど横ばいで増えてはおらず、むしろ源泉徴収の金額が増えている為、手取り収入は減っています。
従業員の立場というのは安定していますが、収入が爆発することはありません。
なんなら会社の決算が赤字でも倒産しない限り給料が出ますよね。
会社が爆発的利益を出しても、特別ボーナスが出て少しは収入が増えるかもしれませんが、その利益は株主に還元されます。
社員をやりながら、副業収入を得て、投資をしている人は従業員でありながら個人経営者であり株主であることになります。
メリット2で解説した、自分の労働収入が有る状態(従業員)で、株主になるというのは非常にバランスが取れていると思っています。
専業株主で配当金収入だけで食べて行ければよいですが、そこまで至るには大きなリスクを取って投資をするか、稼ぐ力をバグらせて爆発的な収入を得るしかありません。
自ら働いて稼ぎながら、知識をつけて投資をすることで複利効果で資産を増やすという2足のわらじスタイルをおすすめしています!

終身雇用・年功序列のルールから、徐々に終身雇用は崩壊しつつあり、同一賃金・同一労働になるように国のルールが変わってきています!
どこの会社でも通用するスキルを身につけつつ、投資の勉強もしましょう!
メリット6:メンタルが強くなる
投資をするとメンタルが強くなります。
具体的な例を見てみましょう
あなたはある日10万円で株を買いました。
その株が値上がりし11万円になりました。現時点ではプラス1万円です。
その株はさらに上がると思い保有していましたが、10万円まで戻ってしまいました。
その時点での損益はプラスマイナスゼロですが、11万円の時に売っておけばよかったと1万円損した気になります。
そのまま保有していたら、9万円に下がってしまいました。これ以上損したくないので9万円で売却し、マイナス1万円で確定しました。
その後、持ち直しぐんぐん株価を上げ、20万円になりました。
この時あなたは冷静にいられるでしょうか?
持ったままにしていれば10万円は倍の20万円になったのに、慌てて売ってしまったがために、10万円以上損した気分になってしまいました。実際に1万円損しています。
これは、個別株への投資の場合です。
買って、売るというたった2回の判断を行うだけで、大変な判断エネルギーを使うことになります。
なお例にだした、株価が2倍になるということは割とよく起こる起こることです。
年に数銘柄は10倍以上になったりして、その銘柄をテンバガーなんて呼んだりもします。

投資の中ではぶっちぎりに地味な投資ですが、心をかき乱されないという点ではメリットです。
メリット7:未来に希望が持てる
これまでのメリットを総合する形になりますが、未来に希望が持てるようになります。
投資をすると、我々個人投資家は時間経過を味方につけることが出来ます。
機関投資家は、一定期間毎にある程度の成果を上げること、会社の上司や・加入者に厳しく成績をチェックされ、是が非でも成果を上げることが求められます。必ず評価されるという事です。
対する、我々のような個人投資家には、評価される事はありません。
どれだけ長期目線でみて、塩漬けにしようが、機会損失があろうが誰から文句を言われるわけではありません。
なので、超長期目線で戦う事が許される、超長期で保有することが許されるという状況は個人投資家の最大の強みであります。
株価は毎日ランダムに動きますが、長期的に上がっていく傾向、下がっていく傾向という事は読み取れます。
どれだけ長い期間をかけてリターンを得ようが文句を言われる事は無いのです。
投資期間を長く取れば取るほど、プラスリターンでその取引を終わらせやすくなります。
なので、未来に対して希望を持てるようになります!

今使える1万円を今使う人が普通の人
今使える1万円を未来でもっと大きな金額にしてから使うのが投資家です!
投資をするなら少額からをオススメします!
株式投資というとハードルが高く感じるかもしれませんが、、、、
証券口座を申し込んで、証券口座が出来たら証券口座に入金して、その入金で株式や投資信託を購入するだけで簡単に取引出来ます。
私自身は平成20年。2008年から口座開設をして、10年以上になります。
最初は10万円の入金でした。その10万円が15万円になったり、5万円になったりという動きをして、少額から自己学習のつもりで動かしていました。
大きなお金を得てから投資を始めると、失敗が大失敗になってしまうと感じていたからです!
今思えば大正解です。
10万円が5万円になると、50%減ですが、金額としては5万円です。
いきなり数百万の資産を持って、どかんと入金しマイナス50%になっていたら、退場間違いなしでした。
投資は規模の世界なので、少額投資は無意味という人もいますが、少額投資だろうと%で考えて、堅実に増やすことができれば、大きな資金を動かせるようになってからとても強いです。
逆に、定年退職金が入ったから、投資で増やそうとして定年後に、初めて投資をスタートするという方もいるようですが、初めから上手くいけばよいですが、失敗した時に老後資金を失うことになり、定年退職で悠々自適どころかあくせくと働く未来に、未来が悪化してしまいます。
私は定年退職金で投資というのは絶対にオススメしません!
するとしても、退職金の数%で上手く運用出来るようになってからがよいと思います!
ミズコ自身は投資をしていて良かったと思っていますし、現時点でも恩恵を受けています。
株式投資というのは誰にでもオススメ出来る手段とは思いませんが、特に人生の前半部分の年代、中盤部分の年代の方には時間経過を味方につけられるためオススメ出来る手段です。

また、若くても住宅ローンや奨学金等、0から1%の金利の借金はともかく、ショッピングリボ払いやカーローン等の3から5%以上の借金がある人はそっちを先に返すべきです!
返済するより手元に現金を残して自分で運用したほうが得な金利以上の借金がある人はそちらをまず繰り上げで返済することで、投資で増やすより簡単に確実に、支払い金額を減額出来ますよ!
投資は自己責任ですとよく言われますが、投資どころか人生の選択は全て自己責任です
あらゆる選択は自分の意志と考えで行いましょう!
以上になります!
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ご覧頂いてありがとうございました!