母子家庭・生活保護家庭から幸せに生きているメンタルモンスター・ミズコが
・○○するべきという考え方は危険だよ
・その問題はあなたの問題ですか?他人の問題ですか?
これらを解説していきたいと思います。
・怒ったり凹んだりしやすい
・不安になりやすい
こんな悩みがある方に是非読んでいただきたいです。
はじめに
精神力も技術です
解説前に前提として、私は「技術職」として働いており、機械的な技術の他に「コミニケーションの技術」「メンタルの技術」等技術として、精神力を捉えています。
モノの考え方、モノの見方を変えれば、受け止め方も変わる。
そういった考えで、学んでいます。
ミズコは精神科のプロではありません
心理学の書籍や、動画等で知識を学んでいます。
実際に生きていて試してみて良いと思った考え方を発信していますが、心理学・精神のプロではありません。
ただ、挫折を乗り越えた回数が多いだけの一般人です。
その点ご承知起きください。
〇〇するべきという考え方は危険です
なぜ○○するべきと考えてしまうのか?
なぜ、〇〇するべきと考えてしまうのかという前提を考えてみましょう。
人にはそれぞれ、生まれて育ってきた環境が違うため、持っている信念が違います。
この信念が「〇〇するべき」という考えの元になっています。
例えば、先輩には丁寧な言葉遣いをしようと思う人が「先輩には敬語を使うべき」とう考えを持ったりします。
新入社員の時に会社に言われて掃除をしていたベテラン社員が「新人は時間前に来て、掃除を済ませておくべき」と考えるようになったりします。
このように、それぞれの置かれた環境や考え方によって、いろんな「〇〇は〇〇するべき」という考えが生まれます。
するべきを人に向けると「価値観の押し付け」です
「〇〇なんだから〇〇するべき!」という考えは、他人に向けてしまうと価値観の押し付けです。
例えば、会社で上司が
「新人なんだから、誰よりの先に来て仕事の準備をして、先輩の机を拭いて、掃除も終わらしておくべき!」
なんて考えを持っていたとしましょう。
その新人さんが、同じ考えだったらなんの違和感もなく、その指示に従ってくれるでしょう。
しかし、考え方が違っていたら?
新人さんの考えがこのようだったらどうでしょう?
「仕事は時間内にやって、定時の時間内にきっちり実績も出す、その上で仕事時間は最短で家族と過ごす時間を持つ」
このように考えている新人さんだった場合、上司と反発することは間違いありません。
「〇〇するべき!」という考えは相手の事を考えておらず、相手の価値観を無視した行動です。
自分の価値観と相手の価値観は別物です。
価値観の押し付けにならないように気をつけましょう
価値観は状況や時代によって変わるもので普遍的なものではありません
ひろゆき氏は時間を守らない
2ちゃんねる創設者の「ひろゆき」氏は時間を守らない事で有名です。
正確には実績を上げて「結果を出す」ことが大事で、「時間を守る」は結果を出すことよりも優先しない
という主張です。
個人の能力や采配によって結果が変わる職業では比較的受け入れられやすい考え方です。
(私の勤めている会社も、実績さえ作れれば仕事中にサボっていても何も問題ありません)
これを、個人の能力や采配によって結果が変わらない職業で行ったらどうでしょう?
自動車の製造ラインで「55秒に1回、4本のネジを締める」仕事や、「機械に材料をセットしてスタートを押す」仕事。
誰がやっても、結果に差が出ない仕事も世の中にたくさんあります。
その環境で、時間は守りませんなんて事をすると、かなりの問題児扱いとなるでしょう。
男は〇〇するべき! 女は〇〇するべき!
これも昭和・平成の初期頃は良く聞いたセリフでしょう。
「女は家で家事育児をするべき!」
「男は仕事で稼いで家計を守るべき!」
昭和の時代ではなんの問題も無い考え方でした。
実際にレトロなアニメやレトロなドラマを見ると普通にこういうセリフが使われています。
しかし、時代は令和です。
男性が家で育児したって良いし、女性が稼いてきたって良いのです。
結婚は男性と女性がするものというのも、同性婚だって良いよね。と時代は徐々に変わっていくものです。
価値観は人それぞれ・「べき」は自分に使おう
課題の分離
心理学では課題の分離という言葉があります。
その課題は「自分のモノなのか」「他人のモノなのか」という考え方です。
変えられるのは「自分の課題」です。
自分の課題として「べき」を持つ
自分自身の考え方や行動は自分で変えることが出来ます。
○○するべきというのは信念から起こる考え方です。
信念を持って自分の行動・考え方を決めるのは素晴らしい事です。
ただし、余りにも目標が高すぎて、日々こなせない程「べき」のレベルが上がってしまっていると、危険です。
今日もできなかった、昨日も出来なかったと、自己肯定感が下がってしまいます。
できればそうしたいが、出来なくても仕方ないと考えましょう
他人の課題には「べき」を使わない
一方で、「他人の課題」はコントロール不可です。
自分でコントロール出来ないものの代表が「他人」と「過去」です。
自分が信念を持って行動するのは素晴らしいことですが、その信念を他人に押し付けないようにしましょう。
他人の行動・考え方はコントロール不可なものです。
相手がどう考えて、どう行動するかは相手の問題です。
「私はこう思うけれど、相手が思うとは限らない」という受容の精神が必要です。
おわりに
いかがだったでしょうか?
このように、考え方は技術であり、考え方を知るということで、いろいろな考え方を使えるようになり、受け止め方が上手になります。
他にも、心理学の書籍などから得た知識で書いた記事がありますのでよろしければ御覧ください。