資産運用は幸せに生きるための手段。幸せに生きるための手段である資産運用で幸せになるためには3つの幸せを理解しよう。幸せを感じるときには幸せホルモンが分泌されますが、その幸せについて理解することでより幸せになれる考え方を理解しよう。

セロトニン的幸せ
セロトニン的幸せとは身心が健康なときに感じる幸せです。「今日は調子がいいな!」「清々しい気持ち」このように感じる幸せです。心と体が健康な時にセロトニン的幸せを感じます。逆にセロトニンが不足すると、イライラ感、物事に対する意欲低下などが起こります。うつ病はセロトニンが不足して発生する状態とのことです。セロトニンは、体調を良くする事によって感じる幸せですね。日光にあびたり、睡眠不足にならないように睡眠をちゃんと取ったり、バランスの良い食事で、腸内環境を整えたりすることによって感じる幸せです。リングフィットアドベンチャー等で、リズミカルに体を動かした後に感じる充実感もそうだと思っています。

オキシトシン的幸せ
オキシトシン的幸せは、人との繋がりや愛から感じる幸せです。パートナーとハグをしたり、ペットと触れ合ったり、You Tube動画でかわいい動物の動画を見たりした時に感じる幸せです。感覚としては、「落ち着く」「安らぐ」「満たされている」とう感覚です。人は1人では生きられないのはこのオキシトシン的幸せを感じられなくなるからですね。

ドーパミン的幸せ
ドーパミン的幸せとは、お金や成功体験から「最高だぜ!」「きもちぃぃぃい」「やったぁぁあぁ」みたいな高揚感がある幸せになります。仕事で認められた、投資で爆発的利益をあげた。そういった時に感じられる幸福感です。ドーパミン的幸福には2つの特徴があります。1つ目は自分でなにかした結果の幸福ということです。セロトニン・オキシトシン的な幸せはすでにそこにあるものに対して、ドーパミン的幸せは自分でなんらかの行動を起こした結果ということです。2つ目は同じ量の刺激では満足出来なくなる幸福ということです。同じ量の刺激では満足出来ず、幸せが劣化していってしまうという事です!

それぞれの幸せの違い・考え方
ドーパミン的な幸せは達成感、やりがいの元になる幸せですが、ドーパミン的な幸せを追い求めるバランスを崩すと、幸せを感じにくくなってしまいます。○○中毒になってしまう原因にもなりかねません。パチンコで大当たりした経験が忘れられず、何度も繰り返してしまう。課金ガチャで当たりを引いた経験が忘れられず、何度も繰り返してしまう。前回と同じ経験では幸せを感じにくいがために泥沼のように繰り返してしまう。

資産運用をしてお金を増やすのは、幸せに生きるためであるために、増えた!もっと増やしたい!と今現在を幸せに生きることを忘れてはいけません。数億円を抱きしめて、1人で寂しく死んでいくなど絶対にごめんです。
価値観は人それぞれですが、やはり重視すべきはセロトニン的幸せとオキシトシン的幸せだと私は思います。
私は1人でいるときはほとんどお金を使わないのですが、使うべきところではメリハリを持って使っています。お金を使うのも練習がいるのだと思います。意識しないと、だらだらと使ってしまい、何に使ったかすらわかない状態になりかねません。

私は、既婚で奥さんもいるのですが、良いお金の使い方をしたなと感じた使い方の中に面白いものがありますのでご紹介します。
義理の父に娘写真集をあげた
数年前の父の日のプレゼントに、写真屋さんに行き、私のスマホに入っている嫁さんの写真を沢山抜粋した、フォトブックを作って、義理の父にプレゼントしたことがあります。まさに「娘写真集」といった内容です。受け取った時は、ユニークなプレゼントにちょっと驚いていたようですが、嫁さんずてに「今でも時々開いて見てる」と聞くと私も幸せを感じます。あぁ、心底あげて良かったなと。

まとめ
誰かに喜んでもらったりすると自分も嬉しくなったりすることがあると思います。また、組織に所属してチームを助けたりするときにも幸せを感じたりすることがあると思います。資産運用をしていると、思ったよりも利益が出ると幸せを感じることがあると思いますが、そこは冷静に「あ、これドーパミン出てるやつや、気をつけよう」位の冷静さで自分の投資目的を再確認してみましょう!自分が天才に感じたり、自分にとって心地よいレベルのリスクを大幅に上回って、リスクジャンキーになり泣きながら市場から退場!とならないように、たまたま運が良かったんだと冷静になりましょう。また、資産運用をしていなくても、ドーパミン的幸せは段々と感じにくくなる幸せのため、セロトニン的な幸せとオキシトシン的幸せをメインにトッピングにドーパミン的幸せをトッピングしていきましょう。
